ベテラン塾講師ニシオカの日記

塾のみならず、プライベートなことも記しています。

学習塾で新型コロナのクラスター

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先日、首都圏のある学習塾でクラスターが起きたらしい。

コロナ関連のニュースで「学習塾」と耳にするとドキッとする。

同時に、コロナ対策として完全マンツーマン体制やオンライン形式にしていることで安心もする。我が塾でクラスターは100%あり得ないからだ。

 

今回クラスターがおきた塾では、感染対策が万全だったらしい。

マスク着用はもちろん、アクリル板の設置、換気の機械化などの感染対策。

ここまでしているのになぜ感染が広がってしまったのか?

 

考えられる原因はいくつかある。

1つは、デルタ株の感染力の強さだ。

互いにマスクをしていても、空気感染するリスクがあると専門家が話していた。

であれば、人と人が近くに寄ることが問題になってくる。

もう校舎で塾をするなということなのだろうか?

 

また、マスクの扱いはどうだったのだろうか?

当事者全員のマスクが清潔かつ適切に扱えていたのだろうか?

おそらく、100%は無理だったはずだ。

そうでなければ、クラスターは起きていなかっただろうから。

 

文部科学省に提案したいことがある。

それは、保健体育に力を入れることだ。

特に、保健の教科書に「正しい感染対策」「マスクの予防効果」を盛り込んでほしい。

例えば、マスクは何度まで洗って使えるのか。

洗った回数と予防の効果をグラフに示してほしい。

数学の関数よりも重要度が高いはずではなかろうか?

私が学生なら勉強しておきたい。

 

地方に感染の波は及ぶのはやはり盆休み明けからか?

今回の第5波は今までで一番危険だと言われているから警戒せねばと思う。

メディア発表の陽性者数が首都圏と地方で比例関係にあるなら、我が県は100人以上出てしまうことになる。

新学期が始まれば、どこかの学校や塾でクラスターなんてあっても不思議ではない。

 

このようなことを考えていると、我が塾はしばらくの間、マンツーマン体制&オンライン形式をやめるなんてことはできない。これでは採算が合わないのだが・・・。