ベテラン塾講師ニシオカの日記

塾のみならず、プライベートなことも記しています。

オンライン授業の4つの利点

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新型コロナが蔓延しようが収束しようが、私はオンライン授業を提供します。

そのメリットがいくつかあるからです。

今回の記事では、それらを書き出してみます。

 

1 マスク着用や感染対策は必要なし(コロナ禍)

授業では私も生徒もたくさん発言します。

完全個別対応になっている今ではなおさらです。

マスクは言葉や感情の伝達を妨げるものです。

特に、英語の発音授業では中途半端なものになってしまいます。

 

しかし、オンライン授業ならコロナ前と同様にできています。

テレビ電話での解像度は素晴らしいです。

生徒の口元や表情がよくうかがえます。

英語の発音のbとvやsとthなど、細かな指導ができます。

また、生徒の心の状態が表情全体からよく分かります。

生徒をしっかり見て授業をしたいと思う指導員なら同感だと思います。

 

2 通塾時間を他のことに使える

遠方からの通塾ほど、その時間は大きくなります。

例えば、往復で30分かかるとしましょう。

週2回の塾なら、月に240分(4時間)になります。

年間では48時間、言い換えると丸二日も時間を稼ぐことができます。

忙しい生徒にとって、新しく時間ができることは大きなメリットとなるはずです。

 

3 親御さんは送迎の必要がなくなる

夜遅くにお迎えにいらっしゃる保護者の皆さま、ご苦労様です。

特に、寒い季節なら大変だと思います。

また、車のガソリン代もバカにならないと思います。

 

最近オンライン授業に切り替えられたという親御さんはこう話しています。

「子どもがきちんとオンラインでやっていけているのかちょっと心配ですが、送り迎えをしなくて済むのがありがたい。私は昼間仕事をしているので、夜は家でゆっくりしていたいと思うのが正直なところです。今の時代はすごいですね。」

 

女の子を持つ親御さん(他塾)からはこんな声も。

「娘は自転車で塾通いをしていますが、帰りが心配でした。友達と途中までは一緒らしいのですが、一人のときがね。女の子はやっぱり心配しますね。オンラインにしてからは、そんな心配はしなくていいので助かっています。」

 

4 デジタル教材も使える

従来のように紙教材ばかりだと整理するのが大変です。

学校と塾のものが混ざったりして、勉強部屋がぐちゃぐちゃになったりします。

さあ復習しようと意気込んでも、整理に労力を割くことで疲れてしまいます。

 

その点、デジタル教材は便利ですね。

管理は専ら、パソコンやスマホ内に入れておくだけです。

フォルダに分類するのも簡単ですし、何より容量を気にしなくてもいいですから。

 

今の子どもたちにデジタル慣れさせておくことは、彼らの将来のためにもなります。

デジタルが子どもたちの将来の仕事に関わることは大いにあり得ますから。

 

今回はオンライン授業の利点に焦点を当てました。

しかし、校舎での対面授業がダメだと思っているわけではありません。

どちらも良し悪しはあります。

当校なら、どちらの形式も選べるようになっています。

それはまるでピザのハーフ&ハーフのような感じです。