ベテラン塾講師ニシオカの日記

塾のみならず、プライベートなことも記しています。

いよいよ高校入試2022

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特別な日だなんて思わないこと!

真新しいものではなく、テストだから。

今まで学校や塾で受けてきたテストと同類でしょ。

 

英語は対話4択、並べかえ、長文系3連発。

数学は小問集合10問に関数や図形。

理科も小問から始まり、電流・化学変化・天気辺りがよく出る。

社会は地理、歴史、公民、融合と続く。

国語は現代文2題に古文か漢文、最後に課題作文。

今までやってきたものばかりでしょ?

 

もし、「こんなの見たことない」問題が出されたらこうすればいいだけ。

と・ば・す。

そして、絶対に点数化させたい問題を見直そう。

凡ミス回避できるかもよ。

そして、暇になったらとばした問題をゆっくりとやってみたら。

このくらい余裕を持って取り組んだ方が正答しやすいと私は思います。

 

緊張している受験生へ、緊張しない方法があります。

てのひらに大の字を描いて舐める、、、なんて言いませんよ、私は。

受験を遠足のようなものだと考えればいいのです。

かつて当校の6期生のAさんはこれで上手くいったと話していました。

 

Aさんは試験の合い間に人間観察を楽しんだそうです。

試験官に小藪に似た人がいたと楽し気に話してくれました。

吉本の小藪です。

試験当日にそんなのふざけてると思う人は多いかもしれません。

しかし、Aさんは競争率5倍に打ち勝ったのですよ。

どう思いますか、皆さん。

 

元々できたんでしょ?ってツッコミを入れられそうですね。

確か、Aさんは中の上くらいでした。

競争率5倍ともなれば、トップ層でもダメな場合があるんですよ。

今とは違った入試制度だったので、大学入試のイメージを持ってもらえれば。

 

成績よりも性格が合格を引き寄せたのかもしれません。

あまり周りを気にしないタイプ。

だから緊張感も周りから感じられなかったのかもしれません。

得な性格ですね。

また、分かるまでとことん理解に努めるタイプ。

今も鮮明に覚えていますが、水蒸気量の問題を何度も何度も聞いてきました。

その魂もまた合格を引き寄せたのかもしれません。

 

それ以来、私は生徒たちに完璧に分かるまでやりましょうと教えてきました。

Aさんに続く生徒をつくるべきだと思ったからです。

完璧を目指すのは疲れますが、得られるものは大きいですよ。

また分からなくなるリスクは減るわけですから。

 

「なるほど!そういうことか!やっとわかったぞ!」

と思えるまで調べたり聞いたりして100%理解を習慣にしましょう。

 

今回の記事では、最初のテーマから話が外れましたが、これもまた面白いですよね。