生徒の弱点は誰が見つける?
生徒の弱点は、先生が見つけるものです。
そして、先生が生徒に伝えるものです。
CMでこんなフレーズが耳に入ってきました。
「その塾、あ〇まプ〇ス入ってますか?」
その質問への私の返答は当然、「いいえ、入ってません。」
逆にそのアプリ?が入っている塾の先生は何をしているのでしょうか?
私が親なら、先生は子どものことをよく見てくれていないんじゃないかと思います。
先生は生徒のことをきちんと見ることが仕事なのではないでしょうか?
ここで私は生徒の弱点をどのくらい知っているのかを書き出してみます。
まず、中1のR君について、
1 英語のスペルを覚えること。
2 英文を暗唱すること。
3 文章を読んで方程式を立てるまで。
4 言葉を言い換えて表現すること。
5 社会の暗記すべき内容 など
次に小5のT君について、
1 文章問題の中でも物語系。
2 要約して表現すること。
3 割り算の筆算
4 平常心をもって解くこと。 など
少し考えて書き出しましたが、私は生徒の弱点を知った状態で授業をしています。
これをしなければ、良質の授業はできないので私にとっては当たり前です。
AIが生徒の弱点を診断することは、近代的で素晴らしいと思います。
ただ、人ができる領域、特に塾講師は己の能力を使ってなんぼだと思います。
そのため、そのアプリ?を開発した業者さんには悪いですが、私は否定的です。
どんな素晴らしいアプリ?ができて、他の塾がそれを導入したとしても、当校は私が観察力全開で生徒たちの弱点を見つけるつもりです。